このコーナーでは主に進行方向への直線的な蹴り技を紹介します。
直線系の蹴り技は、回転系に比べ、軌道が短いため、素早い攻撃が可能です。
伝統空手の前蹴りや、至近距離でのひざ蹴りなど、実戦性の面でも非常に有効な技術が多くあります。 ここでは、多くの格闘技にある、直線系の蹴り技を集めました。
自分のスタイルに合わせて、実践的なテクニックを学びとってください!
ネリチャギという名で有名ですね。近年ではK1や空手の試合でも見られるようになりました。テクニックとしてはシンプルですが、柔軟性と、切れ味が要求されます。
ビデオ冒頭の前蹴りから踵落としをつなげるような、コンビネーションが要求されます。
蹴上が遅いと隙を作ることになりますので、よく練習して用いてください。
多くの格闘技に存在する強力な技、それがひざ蹴りです。 ムエタイやキックボクシングなどでは首相撲中にガシガシ当てますね。
コンパクトにかつ、瞬間のインパクトに最大限の力が乗るように練習してください。
後ろを向きながら鋭く足刀を当てる蹴り技です。 このビデオにあるように、コンパクトに足を折りたたみ、相手から見えないように蹴り足を放つのがポイントです。
動きの中で出せると、決まりやすい技です。
空手などの立ち技格闘技には必ずある蹴りです。 半身になって横にスライドさせるように蹴ります。
足刀部で蹴る蹴り方と、かかとを当てる蹴り方があります。
移動稽古で動きの中で打てるように練習してください。
ムエタイで多用される技術です。 ダメージを与えるよりも間合いを取るために使います。
蹴り込むことにより相手のモーションを後方に向け、たたみかけるようにコンビネーションにつなげます。
出しっぱなしにならないように、次の攻撃を繰り出してください。
接近した相手の腕をつかみ、相手を固定しながら素早く前から足を払う技術です。 接近戦の攻防で、相手のリードする腕をうまく用いた技術で、タイミングと修練が必要です。
もつれた状態で相手が離れようとする一瞬、腕をつかみ繰り出すように使うなど、移動の中で稽古を積んでみてください。
相手のスキをついて一瞬にして繰り出す必要があります。 蹴り足を抱え込んでからヒットする瞬間までの時間を極限まで短縮し、一瞬のインパクトで使用してください。
パンチと同様の速さでこの蹴り技を使うことができると、効果的です。
前足を用いた蹴り技です。うちももは急所に当たるため、素早く強くヒットすると効果的です。 動きは簡単ですが、移動している際に、体重の乗った蹴込みを行うのは難しいため、よく練習してください。
フェイントに使うこともできます。